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靴用クリームの選び方
革靴の手入れには欠かせない靴クリームの選び方について、簡単に解説していきます。
購入前にぜひチェックしておきましょう!
乳化性or油性
靴クリームには、大きく分けて乳化性クリームと油性クリームがあります。
それぞれの特徴を簡単に見ていきましょう。
乳化性クリーム
水分が多いのが乳化性クリームで、保革に優れているのが特徴です。
また、乳化性の場合はそれ一つで完結するオールインワンの要素もあり、手入れの時間が多く取れないという人におすすめ。
油性クリーム
艶やクリームの伸びに優れているのが油性クリームです。
ただ、油性クリームを使用する場合は、水分を多く含むクリームを併用する方が良く、時間やお金が多少かかってくるのがデメリット。
より本格的に靴の手入れをしたいという人向けとも言えます。
靴に合った色
靴クリームは、「無色」と「色付き」に分かれます。
まだ傷みが少ない購入直後の靴やマッチする色がない場合は無色が好ましいですが、傷や色落ちをカバーしたい場合など色付きクリームで手入れしたいケースもありますよね。
革靴の色とクリームの色が異なってしまうと仕上がりが変わってしまうので、有色のクリームを選ぶ場合は、色が合っているかしっかりチェックしましょう。
保革
革を良い状態にキープするために重要なのが保革力。
近年では油分に加え、適量の水分が含まれている方がしっかりと保革できる事が分かってきています。
そのため、保革力を重視する場合は、乳液性クリームを選ぶのが良いでしょう。
艶出し
革靴の魅力の一つが綺麗な艶ですよね。
ただ、履いていると革靴の艶はどうしても落ちてくるので、ケアが必要になります。
艶は、ロウ分によって引き出されるのでロウ分がより多く含まれる油性クリームが効果的です。
靴用クリームの人気おすすめランキング
それでは売れ筋の靴クリームの中から、選び方のポイントを押さえた上で、おすすめの商品ランキングをご紹介します!
※商品価格は時期により変動する可能性があります。購入前に必ずご自身で確認をお願い致します。
※売り切れの場合もあります。予めご了承ください。
5
Collonil(コロニル) 1909 シュプリームクリームデラックス
[コロニル] Collonil 1909 シュプリームクリームデラックス SI0021 (カラーレス・無色)
原産国:ドイツ
容量 :100ml
主成分:シダーウッドオイル・ラノリン・フッ化炭素樹脂
カラー:7色
タイプ:乳化性
プレミアムディアマントの後継作で、上品な仕上がりが魅力
非常に人気の高かったプレミアムディアマントが廃盤となり、その後継品として発売されたのが1909シュプリームクリームデラックスです。
最大の特長は、乳化性クリームの成分として多い有機溶剤が一切使用されていない点。
保革に優れた天然のシダーウッドオイルが使用されていて、香りも含め非常に優しいクリームになっています。
また、フッ化炭素樹脂が配合されている事で撥水力が高いのも高評価ポイント。
カラー展開は7種類と少なめので、フィットする色がない場合は無色を選ぶのもありです。
■ 1909 シュプリームクリームデラックスの評価 | |
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4
SAPHIR(サフィールノワール) クレム1925
[サフィールノワール] クリーム クレム1925 75ml
原産国:フランス
容量 :75ml
主成分:蜜ロウ(ビーズワックス)・カルナバワックス・シアバター
カラー:14色
タイプ:油性
油性ながら浸透性に優れ、最高峰の艶出しが楽しめる
フランスの高級革靴クリームブランド「サフィール」の高級ラインとして展開されているのが「サフィール ノワール」です。
クレム1925は、そのサフィールノワールを代表する革靴用クリーム。
最高クラスの美しい光沢は、しっとりとしながら重厚感のある仕上がりになります。
さらに、油性ながら浸透性(保革効果)が高いのも大きな魅力。
また、塗料が強く補色効果も抜群。艶出しと補色で綺麗に仕上げるなら最高のクリームと言っても過言ではありません。
ただ、少しマットに仕上げたい靴や保革をメインにする場合は、コスパも考えて乳液性クリームの方が良いかもしれません。
■ クレム1925の評価 | |
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3
SAPHIR(サフィール) ビーズワックスファインクリーム
[サフィール] SAPHIR ビーズワックスファインクリーム 【定番カラー】
原産国:フランス
容量 :50ml
成分 :ロウ・油脂・有機溶剤
カラー:76色
タイプ:乳化性
カラー展開が豊富で、綺麗な艶と使い勝手の良さが魅力!
サフィールの代表的なクリームとなるビーズワックスファインクリーム。
カラー展開が豊富な上、色ノリが素晴らしく、色落ちした革靴でもしっかりとリカバリー出来ます。
また、深みのある艶出しも素晴らしく、同価格帯の商品ではNo1とも言える美しい仕上がりも魅力。
色付きクリームを探すなら候補から外せないクリームです!
■ ビーズワックスファインクリームの評価 | |
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2
BootBlack(ブートブラック) シュークリーム
BootBlack[ブートブラック] カラーシュークリーム 靴墨 補色効果 55g
原産国:日本
容量 :55g
成分 :ロウ・油脂・有機溶剤
カラー:37色
タイプ:乳化性
シューケア大手コロンブスが共同開発したプレミアムブランドが贈る代表アイテム!
シューケア用品大手「コロンブス」とシューリペア、シューケアに定評のある「リファーレ」が共同開発して誕生したBootBlack。
そのBootBlackの代表的なアイテムが、シュークリームです。
革馴染みがよく、滑らかに浸透するのでしっかりと保革できるのが魅力の一つ。忙しい人でも手入れの時間を短くしやすいです。
また、浸透力の高さは補色効果もアップさせていて、比較的ダメージのある革靴にも最適。
艶出し・補色・使い勝手など全体的にバランスが良いので、初めて買うという人でも使いやすくてオススメです!
■ シュークリームの評価 | |
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1
M.MOWBRAY(M.モゥブレィ) シュークリームジャー
M.MOWBRAY(M.モゥブレィ) シュークリームジャー 20241
原産国:イタリア
容量 :50ml
成分 :ロウ・油脂・有機溶剤
カラー:18色
タイプ:乳化性
使い勝手が良く、保革・補色・艶出しも素晴らしい王道クリーム
イタリアの高級シューケア用品ブランド「M.モゥブレィ」のメインアイテムとも言えるのがシュークリームジャー。
革の上でクリームがしっかり伸びてくれるので手入れしやすく、革本来の自然で重厚感のある光沢を与えてくれます。
また、浸透性が高く栄養成分が内部までしっかりと行き届くので保革力も抜群。靴のプロフェッショナルにも愛され続ける逸品です。
近年、立て続けに値上がりしていますが、それでも価格と品質、使い勝手の面では最もおすすめできるクリームです!
■ シュークリームジャーの評価 | |
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まとめ
今回は、靴用クリームをピックアップしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
いずれのクリームも優れた品質を誇る優秀なクリームですが、価格帯や保革、艶出し、カラー展開などそれぞれに特徴があるのも事実です。
お気に入りの靴を少しでも長い間履けるように、ぜひあなたにぴったりの靴クリームを探してくださいね。