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DJを始める前に
そもそもDJとは何をする為の物か簡単に説明します。一言で言ってしまえば曲を選曲して流すという事です。例えば家族や友人と車でドライブ中に曲をあれこれ変えて流したりする事はありますよね?それもやっている事はDJと同じです。その人のセレクトした曲を次々に流すという事はその人のセンスなどが楽曲を通して出るということになります。
お客さんの求めているノリの楽曲や、曲順の選択もDJとして重要になってきます。アップテンポの曲ばかり続くと疲れてしまうので、休める様な曲を挟んだりと色々考えてプレイしています。いい曲を上手に違和感なく繋げて流し、聴く人を盛り上げる事が最大の役目になります。
普段聞いた事がある曲もテンポを変えたり、どんな繋げ方で繋げるのかによって全く違って聴こえたりしますよ。
音楽が好きでDJやってみたいけど・・・クラブなどでプレイするんでしょ?クラブは苦手。という方でもご心配なく。DJはクラブや人前でしなきゃいけないなんて決まりはありません。趣味として自宅で、好きな音楽を好きに繋げてアレンジして楽しむ事も全然アリなので気楽に興味を持って大丈夫です!
DJコントローラーとは
DJを初めてみたい方にとってPCDJコントローラーは最もコストをかけずに始める事が出来るDJ機材になります。
本来の様にターンテーブルやCDJ(CDを使ってプレイする物)、ミキサーなどを単独で買い揃える必要がなくデッキとミキサーが一つになっているので手軽にDJライフをスタートできます。
またサイズもコンパクトな物が多いので場所を取らずに自宅に置け、持ち運びにも便利です。
DJコントローラーの選び方
さて、DJに興味を持ったので初めてみたいという方に選び方をご紹介していきます。最低限押さえておくべきポイントなのでみていきましょう。
ソフトウェアの種類
PCDJプレイを始めるにはパソコンにDJソフトウェアをインストールし、それを使って曲を選択したりなどの操作を行います。
このソフトウェアを選ぶ事が非常に大切になってくるのでここでは代表的な「Serato DJ」「TRACTOR」「Rekordbox」の3つを紹介します。
Serato DJ
こちらはPCで操作するDJには最も人気で、国内の多くの現場で使用されているソフトウェアになります。その特徴はとにかく扱いやすくほとんど設定も必要ないのでPCが苦手な初心者でも安心なところ。現在クラブなどでの主流は「Serato」と言っても過言ではないほどです。
楽曲的にはHipHopやレゲエ、ブラックミュージックなどの音楽を流すDJの方々に大人気ですね。またターンテーブルなどを繋いでDVSシステムを使いたい時や、現場でのDJプレイを将来的に考えている方はなおさら「Serato DJ」がおすすめです。
Serato DJ Intro
こちらはSerato DJのエントリーモデルになり、さらにコストを押さえて始めたい方には丁度いいソフトウェアかもしれません。
ただDJプレイを録音する機能がなかったり細かいループの刻みが出来ない、サンプラーが4つのみなど機能が制限されています。後に普通のSerato DJを購入する方も多いので、最初からSerato DJで使い慣れていく方が賢いかもしれません。
Tractor
TRACTORのポイントは精度が高く幅広くカスタマイズする事が可能という点と、独自のRemix Deckが搭載されていて細かくエフェクトがかけられるという点です。
設定次第で1つの曲に最大12種類のエフェクトをかけたり細かく強弱をつけられたりと幅広くアレンジできます。また少し難しい話ですが、曲のテンポの検知能力が優れていたりして、より多彩なプレイが可能なソフトウェアです。
特にハウス・トランス・テクノや流行りのEDMのような"4つ打ちの楽曲"をプレイするのに適していて人気があります。
ただ対応している場所が少ないので、現場でのプレイになると自分で持ち込まなければならなかったり、配線を変えたりと面倒が多くなる可能性もあります。
Rekorbox DJ
「Rekordbox DJ」はPioneer(パイオニア)が独自に作ったDJソフトウェアです。
特徴はPioneerのDJ機材との相性がよくPCから音を出してプレイしたり記憶したりできるところです。
専用のモニタースピーカーを買ってそこから音を出してプレイしなくてもいいのでさらに手軽さがまします。また日本語にも対応しているので英語で操作するのに抵抗がある方にはありがたいですね。
今後はRekordboxの生産が増え、使用人口が増加していくとされているソフトウェアです。しかしまだまだこれからのソフトですので不具合も多く、既に違うソフトを使っている方でしたらわざわざ買い換える必要はまだないかもしれません。
サイズで選ぶ
自分がどのような場所で使いたいか用途を考えてみましょう。完全に自宅で趣味として楽しむのであればそこまで気にする必要はありませんが、多少なりとも持ち運んで友人の家やパーティーなど人前で使うとなればあまり大きく重いものだと面倒臭いと感じてしまうかもしれません。
また小さなDJコントローラーではACアダプタを使わずPC接続で給電できるものもありますので、持ち物を少なくしたい方はしっかり考慮してみましょうね。
目指す場所によって選ぼう
非常に重要なポイントになりますが、DJを始める時何を求めてどうなりたいかによって選ぶ機材が決まってきます。初心者だからとにかく安い機材を買ったものの、ちょっと慣れたら機能の制限がありすぎてやりたいプレイが出来ない、なんてこともよくあります。結果アップグレードして買い換える事になるので、よく考えたほうがいいでしょう。
本当にちょっとDJを体験してみたいだけなのか、クラブなどではプレイするつもりはないが基本的な機能はしっかり搭載されている物で上手になりたいのか意識して選んでみて下さいね。
DJコントローラーの人気おすすめランキング5選
それではDJコントローラーの人気おすすめランキング5選を紹介いたします。
※商品価格は時期により変動する可能性があります。購入前に必ずご自身で確認をお願い致します。
※売り切れの場合もあります。予めご了承ください。
5
Numark ミラーボール付き2デッキDJコントローラー
Numark ミラーボール付き 2デッキDJコントローラー Virtual DJ LE付属 Party Mix
ソフトウェア:Virtual DJ LEソフトウェア
サイズ :32.5cm(横)×19.7cm(縦)×5.1cm(高)
重量 :0.8kg
LEDミラーボール付き!自宅でクラブ気分を味わえちゃう
Numarkの「ミラーボール付き2デッキDJコントローラー」
DJ本体背面に付いているミラーボールが曲のビートに合わせて同期し、カラフルなイルミネーションでド派手に盛り上げてくれます!
またソフトウェアは専用の「Virtual DJ」という物が付属していてダウンロードする事でお使いいただけます。ビートを簡単に合わせてくれる「SYNCボタン」も付いているので初めての方でもすぐに楽しめちゃいます。
低価格でちょっとやってみたいという方でもすぐに始められますよ。ぜひ自宅で盛り上がってみてはいかがでしょうか?
4
Native Instruments TRAKTOR KONTROL S2 MK2
Native Instruments 2デッキDJシステム TRAKTOR KONTROL S2 MK2
ソフトウェア:Tractor DJ
サイズ :43.8cm(横)×30.8cm(縦)×6.7cm(高)
重量 :2.6kg
iPhone・iPadでのプレイも可能
Native Instrumentsの「TRACTOR KONTROL S2 MK2」
Tractor DJのソフトウェアを使って初めてDJをしたい方はこのモデルで満足できるはず!PCだけでなくiPhoneやiPadなどとも連携できるので幅広くお楽しみいただけるでしょう。
ただクラブなどの現場ではPioneerのDJ機材が最も普及しているので、これに慣れていると少し使いづらく感じてしまうかもしれませんのでお気をつけください。自宅で趣味として楽しむ方には全く問題ありません!
3
Pioneer(パイオニア) DDJ-RB
Pioneer DJ パイオニア / DDJ-RB DJコントローラー
ソフトウェア:Rekordbox DJ
サイズ :48.2cm(横)×27.2cm(縦)×5.85cm(高)
重量 :2.1kg
rekordbox DJで始めるならコレ!
Pioneerの「DDJ-RB」
無償でRekordbox DJソフトウェアのフルバージョンを使う事ができ、非常にコストパフォーマンスが高い人気のコントローラーです。
初心者には使いやすく、それでいて最低限必要な事はできるので困る事はありません。DJ機材といえばPioneerといっても過言ではないので、これで練習していると現場の機材とのギャップもあまり感じませんよ。
安すぎず高すぎず、間違いなくDJを初めてみたい方におすすめできる機材の一つです!
2
Pioneer(パイオニア) DDJ-SB2
Pioneer DDJ-SB2 DJコントローラー
ソフトウェア:Serato DJ Intro
サイズ :48.7cm(横)×27.1cm(縦)×5.85cm(高)
重量 :2.1kg
初心者におすすめ大人気ホームDJ
Pioneerの「DDJ-SB2」
こちらは初心者向けDJコントローラーで大人気のDDI-SB2です。ソフトウェアは人気のSerato DJのエントリーバージョン「Serato DJ Intro」ですが、のちに有償版のSerato DJにアップグレードする事が可能。
またPioneerのDJコントローラーはプロが現場で使う事の多いCDJなどとボタン配置などがほとんど同じなので、どんどんレベルアップしてクラブなどでプレイする時にもスムーズに馴染めるでしょう。
初心者からある程度上手くなりたい方、また上級者でも十分楽しめるDJコントローラーです。
1
Pioneer(パイオニア) DDJ-SR2
PIONEER パイオニア / DDJ-SR2 DJコントローラー
ソフトウェア:Serato DJ
サイズ :55.3cm(横)×33.4cm(縦)×6.5cm(高)
重量 :3.7kg
SB2の上位モデル!初心者から本格的なプレイまで
Pioneerの「DDJ-SR2」
ミドルクラスで大人気のDJコントローラー「DDJ-SR」の新機種です。本格的に現場でも使用できる高機能モデルで、初めての方から慣れて高度なプレイがしたいという方や大きめの場所でプレイする機会が多いという方にもしっかり対応できるモデルです。
またソフトウェアは「Serato DJ」で、"KEY SYNC"や"KEY SHIFT"などの瞬時に操作できるボタンを搭載しているのでより個性的で高度なアレンジが可能。
さらに"PADS"部分は高機種モデルに採用されるマルチイルミネーションカラーが採用されているので視認性と操作性にも優れています。
価格はそこそこしますが初心者から上級者までお使いいただける本格モデルで、買った後にもっといいやつにしておけばよかったと後悔しない製品です!
まとめ
今回は、DJコントローラーの人気おすすめ商品を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
興味はあるけどDJは高そうだし難しそう・・・と思っている方も、簡単に自宅での新しい趣味として始める事ができるので是非トライしてみてください♪