懐中時計の人気おすすめランキング7選【アンティーク調やかわいいタイプも！】

ポケットウォッチなどとも言われる懐中時計ですが、まず最初に選び方について簡単にチェックしていきましょう。ぜひ購入前の参考にして下さいね！

懐中時計のムーブメントには「クオーツ式」と「機械式」の2種類があります。より一般的なのはクオーツ式ですが、それぞれの違いを少し解説していきます。

機械式は、手動でゼンマイを巻き上げる事で動きます。

1日に数秒のズレが起こるという点やほぼ毎日ゼンマイを巻き上げる必要があるという点から手間がかかりますが、インテリアとしても飾れるおしゃれな雰囲気は機械式ならではのものです。

価格の高い本格的なモノであれば一生モノにもなり、通好みなタイプとも言えますね。

電池で動くのがこちらのタイプになります。

電池が切れると取り替える必要はありますが、メンテナンスの手間がほとんどかからないのが大きなメリットの一つ。また時間の精度も高く、1ヶ月で数秒〜数十秒程度しかズレないと言われています。

機械式が趣味性の高い通好みだとすれば、クオーツ式は実用性が高く初心者でも使いやすいタイプといった感じです。

ちなみに、同ブランドであれば、価格的にもクオーツ式の方がリーズナブルになるので、手軽なプレゼントとしてもオススメです。

懐中時計の文字盤には主に「アラビア数字」「ローマ数字」「表記なし」の3種類があります。こちらはデザイン性を重視するか実用性を重視するかという点から選ぶのがオススメです。

日本人にも非常に馴染みのあるアラビア数字。見ただけですぐに時間が分かるので、最も実用的なタイプです。
特に懐中時計を仕事などで使う場合は、アラビア数字のものを選んでおくのが無難です。

アラビア数字よりもグッと雰囲気が出るのがローマ数字です。

とは言え、アラビア数字ほど馴染みはないものの慣れればすぐに分かるようになるので、そこまで実用性が劣るわけではありません。使いやすさと雰囲気のどちらも生かすタイプとも言えますね。

文字盤が一気にスッキリとするのが数字表記がないタイプです。

ただ時間毎のバーがあるので、全く時間が分からないというわけではありません。実用性は落ちてしまいますが、デザインにこだわりたい方や置き物として考えている方の場合は、選択肢に入れやすいですね。

ただ商品数がそこまで多くないので、表示なしタイプで自分が気に入る商品には簡単に出会えないかもしれません。

懐中時計には時計に蓋をするケースがあるタイプとないタイプがあります。さらに蓋ありのタイプもいくつかの種類に分かれるので、ここでは主な4種類をご紹介していきます。

懐中時計に蓋がないタイプです。蓋を開ける・閉めるという動作がない事で、非常に手軽に時間確認できるのが大きな魅力。頻繁に時間確認する必要がある場合は、こちらがオススメです。

ただ、表面に傷や汚れが付きやすくなるので、ポケットに入れる時は鍵など硬い物と一緒に入れないように気をつけて下さいね。

オープンフェイスとは逆に、懐中時計を全て覆う蓋が付いているのがハンターケースです。

使用しない時にもガラス表面をしっかり保護してくれるので、ポケットに入れておいても安心感があります。

ただこちらのタイプは蓋を開閉する際に、蓋と本体の接合部分に若干の隙間が生まれ、ホコリが懐中時計内部に侵入してしまう事が稀にあります。故障の原因になる可能性もあるので、開閉にはある程度気を使う必要があると言えるでしょう。

ハンターケースとオープンフェイスの中間とも言えるのがハーフハンターケース。

ハンターケースの蓋の中心部がくり抜かれていて、蓋を閉じたままでも針の位置が分かります。中には蓋にも時間表示が付いていて、閉じた状態のまま時間がしっかり確認できるようなものもあります。

文字盤またはケースが透明で、内部のムーブメントまで見えるのがスケルトンタイプ。

機械式の懐中時計に見られ、中の歯車が動く様子を眺めて楽しめるのが最大の魅力です。針の視認性は下がってしまいがちですが、機械式ならではの魅力として根強い人気があります。

ほとんどの懐中時計にはチェーンや紐が付いています。これは、もし手に持っていた懐中電灯を落としてしまった時に地面への衝突を避けるためのもので、長く愛用するには留め具を付けて使用するのが一番です。

懐中時計を購入する際には、念のためにチェーンや紐などの留め具が付いているかどうかも確認しておくようにしましょう。

それでは、懐中時計のおすすめ7商品をご紹介していきます。

※商品価格は時期により変動する可能性があります。購入前に必ずご自身で確認をお願い致します。
※売り切れの場合もあります。予めご了承ください。

懐中時計や腕時計など様々な時計を手がけるクレファーの懐中時計。

クオーツには日本製が採用され、安心感がありますね。また日常生活レベルの防水性能があり、多少濡れてしまって問題ないので、普段使いには最適。

スッキリとした見やすい文字盤も非常に実用的です。価格もかなりリーズナブルなので、シンプルでお手頃な懐中時計を求めている方は是非チェックしてみて下さいね！

リトルマジックの可愛らしい懐中時計。

文字盤の表示はローマ数字ですが、12時から3時間毎にトランプのマーク（ハートなど）やウサギが描かれていて、眺めるだけでも楽しめちゃいます。ケースは閉じた状態でも中が見えるハーフハンターケースで、キュートなウサギがとってもキュート。

また付属品が金属チェーンではなく、革ひもというのも味があってGOOD。

文字盤は定番の白とシックな黒から選べるので、好みに合わせて選んでみて下さいね。女性へのプレゼントにも喜ばれる事間違いなしですよ♪

SEIKOのブランドの一つ「ALBA（アルバ）」の懐中時計。

清潔感のあるシンプルな文字盤はアラビア文字で視認性も高く、オープンフェイスなのでケースを開閉する手間もなし。日常生活用の防水レベルも兼ね備え、普段使いとして活躍してくれます。

職業柄、腕時計を装着しにくい方や、腕時計があまり好きではない・夏場は腕時計を避けたいという方の携帯用時計としてぴったりですね。

価格的には今回ご紹介するアイテムの中で最安値クラスというわけではないですが、十分お手頃な価格になっています！

ドイツブランド・クローネン&ゾーネ(Kronen & Sohne)の機械式懐中時計。

機械式の歯車が透けて見えるスケルトンタイプな上に、文字盤はローマ数字で非常におしゃれな商品。一つ持っているだけで、グッと大人な雰囲気が出ますよ！

手巻き式なのでゼンマイを巻き上げる作業は必要ですが、慣れてしまえばその仕草も様になります。さらに価格も非常に手頃。

ぜひ手巻き機械式の深みのある懐中時計を使ってみてはいかがでしょうか？

セイコーアルバのハンターケースタイプの懐中時計。

文字盤はローマ数字で、細かなバー表示があります。さらにクラシックな雰囲気のある針はデザイン性も抜群。ケースはステンレスと金メッキで非常に高級感のある仕上がりで、眺めているだけでも気分が良いですね。

厚みもそこまでないので、スーツの胸ポケットや内ポケットに忍ばせておくと、とってもオシャレですよ♪

ただ防水性能はないので、水には十分気を付けて下さいね。

CITIZENのブランドであるREGUNOシリーズから発売されているソーラー電波タイプの懐中時計。

電波時計の最大の特徴は、自動的に時刻を調整できること。毎日一定の時間に電波を受信し、時間のズレが調整されます。さらにソーラー充電なので、電池交換も不要。夏の直射日光で4分充電すれば1日分、10時間充電すればフル充電となり約半年間連続使用出来ます。

また日付を表示するカレンダー機能もあるので、仕事などで日付確認を頻繁にする人にも嬉しいですね。

ただポケットに入れっぱなしだと充電できないので、一定頻度で日の当たる場所に置いておくといった工夫は必要です。

リーズナブルな価格が魅力のCITIZEN「Q&Q」シリーズのシンプルな懐中時計。

かなり手頃な価格で手に入れることができる事から実用的な懐中時計を求めている方に特にオススメです。

無駄のないスッキリとした白色文字盤にアラビア数字という視認性の高い組み合わせ。チェーンがフックタイプになっているので、ズボンのベルトループやバッグの持ち手などに引っ掛けて使えます。

またケースサイズは32×32mmと大きくないので、女性でも違和感なく持てるのが良いですね。中にはナースウォッチとして使っている方もいるようです。

腕時計代わりの実用性を求める方にオススメな懐中時計です！

今回は、懐中時計をピックアップしてみましたが、いかがでしたでしょうか？

元々は高級品だったこともあり、嗜好性の高い奥深いアイテムという側面はあるものの、実用性も高く腕時計代わりとしても活躍してくれます。ぜひあなたの用途に合わせて、満足できる懐中時計を見つけて下さいね！