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カッターマット(下敷き)の選び方
まずはカッターマットの選び方を確認していきましょう。特にカッターを頻繁に使う人やこれから使う予定のある人は、使いやすいカッターマットをゲットしてくださいね!
用途に合わせてサイズを選ぼう!
カッターマットを選ぶ上で最も重要と言えるのが、マットのサイズです。
小さいタイプならA5サイズ程度、大判タイプなら縦横1m以上のサイズまであり、大きさは様々です。まずは、どんな大きさのものをカットしたいのか考えてみましょう。大きすぎても邪魔なだけですが、小さすぎても使えません。カットしたいものからワンサイズ大きいくらいで選ぶのがおすすめです。
また自宅で使う場合は、机や台のスペースも考慮しておいた方が良いでしょう。
いまいちサイズ選びがピンとこないという人なら、一般的なA4〜A3を選ぶのもありです。どんなものにも使いやすい汎用性のあるサイズです。
マットの素材は予算を考慮しながら選ぶ
カッターマットの素材には、主に「オレフィン樹脂」と「塩化ビニール樹脂」の二つがあります。
オレフィン樹脂
オレフィン樹脂の特徴は、温度変化に強いことと強度が高いこと。
耐熱温度は100〜120℃まであり、季節や気温に関係なく安定した状態をキープ出来ます。熱いものを置いても変形しにくいのもポイント。さらに強度の高さは安全性にもつながり、刃物であるカッターを使う環境では非常に安心。
またインクなどが付着しにくいので、綺麗な状態で使いやすいのも特徴です。
強度が高い反面、多少柔軟性に欠けるという部分はあるものの、カッターマットに適した素材です。
塩化ビニール樹脂
塩化ビニール樹脂の特徴は、収縮しやすくカッターによる切り込み跡が目立ちにくいということ。また硬度のコントロールもしやすく、カッターマットとして使いやすい硬さと弾力のある仕上げに出来ます。
一方、熱に多少弱く、耐熱温度は60〜70℃程度。熱いものを置いてしまうと変形してしまうことも。加えて、寒いと強度が低下しやすく、総じて温度変化を得意としません。
一定の室温の中で作業するのであれば、弱点が露呈しにくく、メリットを生かせる素材です。
頻繁に使うなら目に優しいカラーを!
カッターマットを使う頻度や時間はそれぞれ異なると思いますが、特に頻度が高く長時間使用するという人は目に優しいカラーを選びましょう。
たまに使うのであれば、おしゃれでかわいい彩度の高いカラーでも良いですが、ずっと視界に入ると目が疲れてしまいます。代表的なカラーには、深緑や黒、ライトグレーなどがありますよ。
正確にカットしたい場合は方眼罫や目盛りもチェック
多くのカッターマットには方眼罫や目盛りが付いています。
カットする時には定規を使うので、なくても良いという人もいるかもしれませんが、おおよそのサイズ感が直感的に分かるのでとっても便利です。縦横垂直にカットしたい時や切り抜きする時なんかにも使えますよ。
また方眼罫は5mm刻みのものと1cm刻みのものがあるので、より細かいカットが必要な場合は5mmタイプを選んでおくと良いでしょう。
両面使えるリバーシブルならコスパも◎
カッターマットは裏表で素材が変わらないものがほとんどなので、両面使いできるものが多いです。片面が消耗しても、もう一面あるとお得感がありますよね。
ただ裏面には方眼罫や目盛りがないものがあったり、商品によってはカッティング用として使えないものもあります。両面使いできるかどうかに加え、裏面の用途や方眼罫・目盛りの有無などを確認しておきましょう。
持ち運ぶなら折りたたみが便利!
外出先でカッターマットを使う場合は、断然折りたたみ式が便利です。例えば、一般的なA3サイズのカッターマットをそのままバッグや袋に入れて持ち運ぼうとすると、それなりにかさばってしまいます。
折りたためれば持ち運びが楽になる事に加えて、自宅で収納する時にも省スペースになりますよ。
また二つ折りにした状態でも使える事が多く、実質的にはマットサイズを変更出来る機能とも言えます。小さなものをカットする時は、収納先からマットを取り出して、そのまま開く事なく使えちゃいます。
ただ折りたたみ式の場合は、裏面が使えないことも多いので、気をつけて下さいね。
カッターマットの人気おすすめランキング7選
それでは、売れ筋カッターマットの中から厳選したおすすめ7商品をご紹介致します。
※商品価格は時期により変動する可能性があります。購入前に必ずご自身で確認をお願い致します。
※売り切れの場合もあります。予めご了承ください。
7
オルファ(OLFA) 回転マット30 195B
オルファ(OLFA) 回転マット30 (320x320x5.8mm) 195B
サイズ:320×320mm
カラー:1色
材質 :軟質塩ビ・硬質塩ビ・滑り止め付硬質塩ビ
厚み :2.8mm(全体5.8mm)
グリッド:○(10mm)
両面使用:-
クルクル回転させながら自在にカットできる♪
オルファの回転マット30 195B。
こちらのカッターマットの最大の特徴は、マットをクルクル回転させられること。例えば、もし地球儀が回らなかったら、国の位置によって自分が動く必要がありますよね。その点で言えば、このマットは回る地球儀。マット自体を回転させられるので、自分が動く必要もなければ、切りたいものを動かす必要もありません。
常に切りやすい体勢でいられるので、作業により集中させられますよ。
また、プラモデルなどの模型づくりや塗装なんかにも便利です♪
6
エヌティー カッティングマット CM-30i
エヌティー カッティングマット オレフィン系樹脂 A4 CM-30i-R クリアレッド
サイズ:A4(A3もあり)
カラー:4色
材質 :オレフィン系樹脂
厚み :2mm
グリッド:○(5mm)
両面使用:○
カラフルなカラーが楽しめる!
エヌティーのカッティングマット・CM-30i。
オレフィン系樹脂が素材に使われ、カラフルなカラーが目を引く商品です。鮮やかなカラーで選びたい!という人にはおすすめ。さらにグリーンやホワイトだとカットしたいものとマット色が同化してしまう・・・という時にも活躍してくれます。
マット自体は5mmの方眼罫が入っていて、細かくカットしたい時なんかにも使いやすいですね。
ただ長時間使うと目が疲れるので、用途に合わせて選ぶようにして下さい。
5
コクヨ(KOKUYO) カッターマット マ-42
コクヨ カッターマット カッティングマット 両面 300×450mm 黒 ダークグレー マ-42D
サイズ:300×450mm(最小220×300mm〜最大600×900mmもあり)
カラー:3色
材質 :オレフィン系樹脂
厚み :3mm
グリッド:○(5cm)
両面使用:○
両面仕様の黒色マット!目に優しく個性も出せる
コクヨ カッターマット・マ-42。
カラー展開は黒・グリーン・グレーの3色で、いずれも目に優しい色合いです。そして両面どちらにも方眼罫が付いていて、裏表同じように使えるのも嬉しいポイント。表面から使い始めて方眼罫が薄くなってきても、裏面を使えば新品同様の状態で使い始められちゃいます。
また硬さのあるオレフィン系樹脂と3mmの厚さでテーブルや机などの保護力も抜群。ギュッと力を入れてカットしてもしっかりマットが吸収してくれます。
価格が若干高めですが、オレフィン樹脂×厚さ3mmタイプならオススメのカッターマットです!
4
デビカ 工作マット 090205
デビカ 工作マット 090205
サイズ:幅320×長さ270mm
カラー:1色
材質 :塩化ビニル
厚み :3mm
グリッド:○(5mm)
両面使用:○(裏面は粘土工作用)
とにかく安い!価格重視派に一押し
文具メーカー・デビカの工作マット。
表面はカッターマットとして、裏面は粘土工作マットとして使えるリバーシブルタイプです。最大の魅力はとにかく安いこと。今回ご紹介するカッターマットの中では断然にリーズナブルなので、価格重視派の方におすすめ。
また、名前欄があるのも地味に嬉しいポイント。学校で使う場合でも、名前を書いておけば、自分のものなのが一目で分かりますよ!
3
ナカバヤシ カッターマット CTMO-A3
ナカバヤシ カッターマット 折りたたみカッティングマット A3 CTMO-A3
サイズ:A3(A2〜A4もあり)※折りたたみ可能
カラー:5色
材質 :オレフィン系樹脂
厚み :2mm
グリッド:○(5mm)
両面使用:×
開けばA3・閉じればA4!持ち運びも便利な折りたたみ式
ナカバヤシの折りたたみ式カッターマット・CTMO-A3。
目に優しいダークブルーから色鮮やかなピンクやスカイブルー、オレンジなどのカラーが展開されている商品です。そして、真ん中で折りたたんで二つ折りにできるというのが大きな魅力。
開けばA3、閉じればA4なので、カットするものによってサイズを変えられます。もちろん収納時には省スペースになり、持ち運び時には一般的なノートと同じA4サイズで持ち運びやすいですよ。
裏面は使えないですが、特に持ち運びする人にはオススメなカッターマットです!
2
オルファ(OLFA) カッターマット 135B
オルファ(OLFA) カッターマットA3 (320x450x2mm) 135B
サイズ:A3(ハガキ・B5〜A3もあり)
カラー:1色
材質 :硬質塩ビ・軟質塩ビ
厚み :2mm
グリッド:○(10mm)
両面使用:○
表面はライトグレー・裏面はブラウン!使い分け可能で便利
カッターナイフ専門メーカーとして高い人気を誇るオルファのカッターマット・135B。
裏表どちらにも1cm刻みの方眼罫が入り、両面同じように使えるのが嬉しいリバーシブルタイプです。さらに裏表で色を変えてあるので、カットするものが白物ならブラウンの裏面、色物ならライトグレーの表面といった使い分けが出来ちゃいます。
マット色とカットするものの色が同化しないので、直感的にカットしやすいですよ。また塩化ビニールの程よい弾力の質感は、カッターの刃に滑らかにフィットするので力みすぎないソフトなカッティングが可能です。
価格は少々高めですが、カッターナイフ専門メーカーとしてのこだわりが詰まったカッターマットです!
ただ"臭いが気になる"という口コミもあるので、特に鼻が敏感な人は慎重に選んで下さい。
1
PLUS(プラス) カッターマット 48-584
プラス カッターマット 両面 A3 300×450mm グリーン 48-584
サイズ:A3(A1〜A4/ワイドもあり)
カラー:4色
材質 :オレフィン系樹脂
厚み :2mm
グリッド:○(5mm)
両面使用:○
長時間使いやすい深みのあるグリーンカラー!
事務用品総合メーカー・プラスのカッターマット。
長時間使うことを考えられたカラー展開で、グリーン以外のレッド・ブルー・ライトグレーも彩度が抑えられた落ち着きのある色合いに仕上げられています。色が深いので、方眼罫やメモリなども見やすくてGOOD。
素材はオレフィン系樹脂で強度も高く、A3タイプならA4用紙でもゆったりとしたスペースを使ってカットできます。
加えて価格がかなり手頃なのも人気のポイント。Amazonのカッターマット部門でベストセラー1位の実績を持つのも納得ですね。
ただ、裏面が使えるリバーシブルタイプながら、方眼罫は表面のみです。とはいえ、サイズ計測しながらカットしたい場合は表面、そうでない場合は裏面といった使い方をすれば、そこまで気にならないかも知れませんね。価格面を考えれば十分満足できるはずですよ!
まとめ
今回は、カッターマットに注目して厳選アイテムをご紹介致しました。
カッターを快適に使う事に加え、家具や床をカッター傷から守るためにはカッターマットが必要不可欠。ぜひあなたの用途にぴったりな使いやすいカッターマットを選んで下さいね!