この記事の目次[非表示 ]
フライ返し (ターナー) の選び方
フライ返しは料理が焦げ付くのを防いだり炒め物を混ぜたり、さらには盛り付けの際にも役に立つ便利なキッチンアイテムの一つですね。
フライ返しならなんでも良いというわけではなく、使う状況やお使いのフライパンの素材に適しているかなど選ぶ要素がいくつかあるので、まずは説明していきますね。自分に合ったフライ返しを選んでいきましょう。
フライ返しの素材・材質で選ぶ
フライ返しを選ぶ時はまず、どの素材にするかを決めましょう。そのためにもそれぞれの特徴をしっかり理解することで、選びやすくなるので解説したいと思います。
素材・材質の代表的なものは「木製」「ステンレス製」「シリコン製」「ナイロン製」の4つになります。それでは見ていきましょう!
変形しずらく耐久性に優れた木製
木製のフライ返しの特徴は、変形に対して耐性があるところ。火にかけたままフライパンに入れて放置する場合などには安心できます。
また使い込むうちに、木ならではの風合いが出てくるので愛着も湧きますよ。ただ、一般的には木製のフライ返しは硬く厚みがあるので、繊細な卵焼きなどにはあまり適していません。重さがある料理をワイルドに混ぜ合わせるような時に効果的!
溶けてしまう心配がないステンレス製
ステンレス製も木製と同じく耐久性に優れ、また、火にかけたフライパンに立てかけておいても溶ける心配がありません。
さらに薄くてしなりがある製品もあるので卵焼きやホットケーキ、お好み焼などの下側に差し込みやすく、ひっくり返しやすいというメリットも。
しかし、その素材の硬さゆえにテフロン加工などのコーティングが施されているフライパンだと、傷つけてしまうため相性があまりよくありません。鉄製のフライパン (コーティングされていない) だと傷もつきにくく相性◎!
フライパンへのダメージを考えるならシリコン製
シリコン製のフライ返しは弾力性があるので使いやすい素材と言えます。また、傷つけにくいのでテフロン加工のフライパンをお使いの方にはぴったり。
ただ、どんなフライパンとも相性のいいところが特徴のシリコン製ですが、長時間フライパンに放置していると溶けてしまう恐れがあるので注意が必要です。
薄くて使いやすい!初心者にもおすすめなナイロン製
シリコン製のものよりも薄いものが多く、使いやすいところが特徴になります。また柔軟性もあるので卵焼きなどを返したりする時には使いやすいフライ返しです。さらに、コーティングが施されているフライパンなど、どんなフライパンとも相性GOOD!
デメリットは溶けやすいところ。熱には強くないのでフライパンに放置は要注意です。また物にもよりますが、大量の炒め物を手際良く混ぜたり、重さがあるものを返したりするのはあまり向いていないので気をつけて下さい。
グリップ部分にも注目!
フライ返しを選ぶ時には持ち手の部分 (グリップ) にも注目して下さい。
例えば、ステンレス製は溶けてしまう心配がないと説明しましたが、グリップの部分がナイロン製になっている商品も多くあります。火にかけたフライパンに入れていると、グリップ部が触れて溶けてしまうことも。
ステンレス製だからと安心して、うっかりグリップを溶かしてしまわないように注意して下さいね。きちんとフライ返しを置く場所を作っておくことが最良の改善策です!
木製の注意点・お手入れ方法
木製のフライ返しはその他のものと比べ、正しくお手入れをしないと腐ってしまったりカビが生えてしまいます。
ポイントは使ったらすぐに洗剤でしっかり洗い、きちんと乾かす事。あとで洗おう!とつけ置きする方も多いと思いますが、木製の調理器具はなるべくすぐに洗って下さい。菌が繁殖してしまうのを防ぐためです。
洗った後は通気性の良い場所でしっかり乾かす事が重要ですよ。もし怪しいニオイやカビらしきものを発見した場合は、天日干しすることをおすすめします。
フライ返し (ターナー) の人気おすすめランキング5選
それでは、フライ返しの人気おすすめ商品を紹介いたします。
※商品価格は時期により変動する可能性があります。購入前に必ずご自身で確認をお願い致します。
※売り切れの場合もあります。予めご了承ください。
5
サンクラフト ナイロンミニターナー
ナイロンミニターナー GF-14B
素材:グラスファイバー強化ナイロン (本体・グリップ)
コンパクトで使いやすい!使い勝手抜群のシンプルターナー
サンクラフトの「ナイロンミニターナー」
コンパクトサイズで一人暮らしの男性にも使いやすいナイロン製のミニターナーです。
どんなフライパンや鍋も傷つける心配がないので、細かい相性など気にしなくて良いところが◎!
また、全て強化ナイロン製で作られているので繋ぎ目もなく、洗いやすくて嬉しいですね。
食器洗浄・乾燥機にも対応していますよ。手に馴染む大きさなので、取り回しもよく作業しやすい商品です。
大人数の料理を作る目的でないのであれば、とっても便利なフライ返しでおすすめ。
4
ルクルーゼ メープルウッド ターナー
ルクルーゼ メープルウッド ターナー 木製 965007-00-00
素材:天然木 (本体・グリップ)
高級天然素材!耐久性に優れたターナー
ルクルーゼの「メープルウッドターナー」
こちらは高級天然木の北米産メープルウッドを使用した木製ターナーです。
優しい木のぬくもりを感じる事ができ、また熱によって変形してしまう心配もありませんよ。
さらに耐久性に優れているので炒め物やホットケーキ、煮物など重さと量がある料理でも手際よく "ザッザッ" とかき混ぜたりひっくり返したりできます。
フライパンに傷もつけにくいので、コーティングされたフライパンをお使いの方でも安心して使えるのでおすすめ。
使い込むほどに滲み出る優しい風合いを感じながら、楽しくクッキングしてみませんか♪
3
OXO グッド・グリップス (バタービーター)
OXO フライ返し グッド・グリップス ナイロン バタービーター 1060756J
素材:ナイロン(本体)/サントプレーンR・ポリプロピレン(グリップ)
日本人向けに持ちやすいグリップに改良!
OXOの「グッド・グリップス (バタービーター)」
鍋・フライパンに優しいナイロン製のフライ返しです。こちらは元々アメリカで発売されていた商品を日本人に合うように改良された商品。
持ちやすく握りやすいグリップになっていて、料理中に疲れにくいところが特徴です。またサントプレーンゴムを採用することで滑りにくさも実現。
ゴム製グリップですが食器洗い乾燥機にも対応しているところがGOOD!
薄くて優しい先端部が、くっつきやすい食材とフライパンの間に滑り込むように入って鮮やかにひっくり返す事が可能です。
"返す面" が大きいので、大きめのフライパンをお使いの方や、お好み焼き・ホットケーキなど面の大きなものを返す際に最適のフライ返しです!
2
ティファール エピス (ターナー)
ティファール フライ返し ターナー エピス 274389
素材:ナイロン樹脂 (本体・グリップ)
ナイロン樹脂製でフライパンに優しいターナー
ティファールの「エピスターナー」
使いやすさを追求しているティファール "エピスシリーズ" のナイロン樹脂製フライ返しです。
フッ素加工のフライパンでも傷つけて剥がれることなく使用可能。また、220℃耐熱性があり食器洗浄機もOK!
さらにグリップ部には持ちやすいフィンガーレストが施されているところが疲れにくくて魅力的です。
見た目もコスパも文句なしですが、特に手の小さい女性には若干扱いづらいと感じるかもしれないのでお気をつけ下さい。
1
貝印 SELECT100ターナー
貝印 SELECT 100 ターナー DH-3012
素材:18-8ステンレススチール (本体・グリップ)
シンプルで使いやすい!考え抜かれたターナー
貝印の「SELECT 100 ターナー」
AmazonベストセラーNo.1の実績を持つフライ返しです。プロの料理人達によってチェックされた上で作り上げられた調理器具。
耐久性に優れた18-8ステンレス仕様に加え、薄くて弾力性を持たせているので食材の下側に入り込みやすく、快適な調理をサポートします。
さらに持ち手の部分も中が空洞になっているので指をかけやすく、握りやすい構造になっているところが魅力。
くっつきにくくて崩れやすい卵焼きを上手に作りたい方!是非一度お試し下さい。
ただし、ステンレス製なのでフッ素加工されたフライパンなどに使用する際は十分気をつけてお使い下さい。
まとめ
今回は、フライ返し (ターナー) の人気おすすめ商品をピックアップしましたが、いかがでしたでしょうか?
フライパンや鍋との相性を考え、しっかり自分に合ったフライ返しを探してみましょう。今までよりスムーズに食材を "返す" 事ができるかも!?