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ワイヤレスキーボードの選び方
まず最初にワイヤレスキーボードを選ぶ時に重要なポイントについて確認していきましょう。あなたに合ったキーボードを見つけられるようにチェックしてみて下さいね!
無線2.4GHzとBluetoothの違いを理解しよう!
ワイヤレスキーボードの中には、2つの通信方法があります。
無線2.4GHz接続
2.4GHzの電波帯域を利用した無線接続を行うタイプ。PC側に専用レシーバーを設置(USBポートを使用)する事で、通信が可能になります。
Bluetoothに対応できない端末でも利用可能で、比較的リーズナブルな価格帯のキーボードが多いです。また文字を入力した後のレスポンスの速さについてもBluetooth接続より多少良いと言われています。
ただUSBポートを1つ使うことになってしまうので、すでに接続先端末のUSBポートが埋まっている場合は要注意です。
Bluetooth接続
スマートフォンをはじめ、イヤホンやスピーカーなどに搭載されている事も多いBluetooth。ワイヤレスキーボードの中にもBluetoothで無線接続できるタイプがあります。
無線2.4GHz接続タイプと大きく異なる点は、接続先端末に専用のUSBレシーバーをセットする必要がない事です。より手軽に接続できますよ。さらに最初のペアリングだけ行っておくと、複数の接続先端末を切り替えるのも簡単。
またUSBポートがないタブレット端末やスマートフォンとの接続も可能です。
心地よいキー入力が出来るキーピッチとキーストロークは?
キーボードで文字や数字を入力する際に「心地よい」と感じる要素として大きいのがキーピッチとキーストロークです。それぞれ簡単に確認していきましょう。
キーピッチ
キーピッチとは、隣り合うキーの中心同士の距離のことを言います。
短いタイプで15mm〜長いタイプで20mm程度になります。ただ19mmが最も一般的で多くのキーボードがこの距離を採用しています。
特にキー間の距離に違和感がなければ、一般的な19mmで選んでおくと間違いないでしょう。選択肢も広がります。
キーストローク
次にキーストロークですが、これはキーを押した時に「キーが沈み込む深さ」のことです。
浅いタイプだと2mm台、一般的には4mm程度のものが多いです。ちなみにこのキーストロークの深さは後ほど紹介するキースイッチの方式によっても変わる傾向があります。
キーストロークが深いとキーを押した感覚が残りやすく、それが安心感に繋がるという方もいます。反対にキーストロークが浅いと軽やかなタッチでキーを押すことができ、タイピング速度を上げやすくなります。ただ"クリック感"が弱いのでタイプミスをしやすいという側面も。
ちなみに、キーストロークが浅いタイプでもキー同士が離れている「アイソレーションタイプ」はタイプミスを減らせるのでオススメです。
アイソレーションタイプって?
キー同士の間にスペースが設けられたキーボードのことをアイソレーションタイプと言います。
アイソレーション(Isolation)は、日本語で「分離・独立」といった意味なので、そう考えるとわかりやすいですね。
このタイプのメリットはタイプミスをしにくいという点とキーボードの中にゴミが入りにくいという点です。また爪の長い女性でも引っかかりにくいのでタイピングしやすいですよ。
キースイッチの違いも意識して!
次にキーボードを語る上で欠かせないキースイッチの違いについてです。
キースイッチとは、キーが押されたことを判定する仕組みのことで、主に「メンブレン式」「パンタグラフ式」「メカニカル式」の3種類があります。
キースイッチは、キーボードの耐久性や打鍵感の違いを生むので意識しておきたいポイントです。
メンブレン式
現在、最も一般的なキースイッチと言えるのがメンブレン式。
キーの高さは高めで、キーストロークも深くなる傾向に。どちらかといえばキーを"しっかり押し込む"打鍵感になります。またキーの中央をタイプしないと反応しにくいという特徴もあります。
この方式は価格が非常に安く、リーズナブルなキーボードのほとんどはメンブレン式。ただ、インターネットやメールなど一般的な使い方で利用する場合はこのタイプでも十分です。
パンタグラフ式
より軽いタッチでキー入力できるのがパンタグラフ式。
構造的にはメンブレン式と同じなのですが、キートップが低くフラットなキーボードになります。キーを押した時の反発力が優しく、長時間使用しても指先が疲れにくいという特徴があります。また、キーを叩いた時に発生する打鍵音は比較的静かです。
特にノートパソコンのキーボードで多く採用されています。
メカニカル式
最も本格的で価格も高い傾向にあるのがメカニカル式。
キーに高さがありキーストロークは深め。押した時のクリック感がしっかりとあり、"カチャカチャ"という軽快な打鍵音も特徴。打ち心地が良く、長時間キーボードを叩くプログラマーの方やゲームを楽しむ方にも人気があります。また他のキースイッチに比べ、耐久性にも優れます。
ただ基本的には打鍵音が大きいので、周囲に人がいる環境で使う場合は、少し注意が必要です。
電池寿命を確認
ワイヤレスキーボードを動かすためには、電池を準備する必要があります。
各メーカーによって電池寿命は異なるのですが、必要な電池の種類や本数も異なっていたりします。
例えば、単4電池2本で最大2年というものや単4電池1本で10ヶ月というものなどです。実際には使用頻度などで違ってきますが、基本的には単4電池1本で最大1年程度の寿命があれば問題ないでしょう。ただ中にはもう少し短いものもあるので、念のためチェックは忘れないで下さいね。
ワイヤレスキーボードの人気おすすめランキング7選
それでは売れ筋のワイヤレスキーボードの中から、選び方のポイントを押さえた上で、おすすめのキーボード7商品をご紹介します!
※商品価格は時期により変動する可能性があります。購入前に必ずご自身で確認をお願い致します。
※売り切れの場合もあります。予めご了承ください。
7
Logicool(ロジクール)
ワイヤレスキーボード
K380
接続方法 | Bluetooth(ブルートゥース) |
---|---|
キー配列 | 日本語配列 |
キーピッチ | 18mm |
キーストローク | 1.5mm |
キースイッチ | パンタグラフ式 |
電池寿命 | 最大2年 |
使用電池 | 単4形×2本 |
3台の端末に同時接続しスイッチ1つで切り替えられる!
ロジクールのBluetooth接続タイプのワイヤレスキーボード。
パンタグラフ式のフラットなキーと丸みのあるキーデザインがスタイリッシュでおしゃれ。キーボードは最大3台の端末まで同時接続でき、スイッチ1つで操作する端末を切り替えられます。さらに接続先の端末を自動識別し、OSに合ったキーをマッピングしてくれるので、キーの違いによる戸惑いも最小限に抑えてくれますよ。
またテンキー(数字入力用のキー)がなくコンパクトな本体は厚み16mmと薄く、持ち運びにもオススメです。
6
Logicool(ロジクール)
ワイヤレスキーボード
K480
接続方法 | Bluetooth(ブルートゥース) |
---|---|
キー配列 | 日本語配列 |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 2.0mm |
キースイッチ | パンタグラフ式 |
電池寿命 | 最大2年 |
使用電池 | 単4形×2本 |
スマホやタブレットのスタンドになる"溝"付きタイプ!
キーボードに端末を立てるための溝が搭載されたロジクールのワイヤレスキーボード。
特にタブレットやスマートフォンに接続して操作する場合、端末を自立させにくいのが不便ですが、こちらのキーボードであれば問題なし。キーボードの溝にセットするだけで簡単に自立させられます。また同時接続は3台まで可能で、ダイヤルを回すだけで接続先を変更できます。
コンパクトで薄型の本体は持ち運びも簡単で、部屋の中でも机やソファー、ベッドなど移動しながら使いやすいですよ。
特にタブレット端末メインで使いたい方にオススメです!
5
Logicool(ロジクール)
ワイヤレスキーボード
K230
接続方法 | 無線2.4GHz(USB使用) |
---|---|
キー配列 | 日本語配列 |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 2.8mm |
キースイッチ | メンブレン式 |
電池寿命 | 最大2年 |
使用電池 | 単4形×2本 |
本体左側の電池カバーは気分に合わせて3色から選べる♪
デザインカスタマイズが可能という点でユニークなロジクールのワイヤレスキーボード。
レシーバーを必要とする2.4GHz接続タイプですが、最大6台のデバイスを接続可能なUnifyingレシーバーに対応しているので、ワイヤレスマウスなどと合わせて使っても必要なUSBポートは1つだけ。
また主要なキーの大きさはそのままに本体をコンパクトサイズにしていて、サイズ感も良いですね。キーストロークは比較的浅く、軽やかで静かなキー入力が可能です。
ただファンクションキーなど一部のキーはサイズが小さく、その点は好みが分かれるかもしれません。
4
Anker(アンカー)
ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード
AK-A7726121
接続タイプ | Bluetooth(ブルートゥース) |
---|---|
キー配列 | 英語配列 |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | - |
キースイッチ | パンタグラフ式 |
電池寿命 | 3ヶ月以上 |
使用電池 | 単4形×1本 |
英語配列のおしゃれキーボード!
モバイルバッテリーなどで有名なAnker(アンカー)のワイヤレスキーボード。
Ankerらしいシンプルでスタイリッシュなデザインが大きな魅力です。またキーの高さが低いフラット形状の本体は約200gと非常に軽いので、持ち運びが多い方にも嬉しいですね。
ただキーの配列は英語配列のため、日本語配列に慣れている方は要注意。これから英語配列を試してみたいと思っている方なら価格も手頃でチャレンジしやすいですよ。
3
ELECOM(エレコム)
ワイヤレスキーボード
TK-FDM063BK
接続タイプ | 無線2.4GHz(USB使用) |
---|---|
キー配列 | 日本語配列 |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 4.0mm |
キースイッチ | メンブレン式 |
電池寿命 | 約1年半(メーカー想定) |
使用電池 | 単3形×1本 |
深めのキーストロークで打鍵感の強いキーボード
エレコムのリーズナブルなマウス付きフルサイズキーボード。
キーストロークは、最大1000万回まで耐えられる高い耐久性に加え、4.0mmと深めでしっかりとしたキー入力が出来るのが特徴。テンキーが付いているので家庭の家計簿管理などでも使いやすいですよ。
またキーボードの裏面には排水穴があり、万が一飲み物をこぼしてしまっても本体に溜まることなく排出してくれます。
マウス付きのベーシックなキーボードを求めたい方には是非チェックしてみて欲しい商品です!
2
BUFFALO(バッファロー)
無線(2.4GHz) キーボード&静音マウスセット
BSKBW100SBK
続方法 | 無線2.4GHz(USB使用) |
---|---|
キー配列 | 日本語配列 |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 2.3mm |
キースイッチ | メンブレン式 |
電池寿命 | 約10ヶ月(メーカー想定) |
使用電池 | 単4形×1本(キーボード) |
使わない時は縦置きして省スペースに!
バッファローのマウス付き格安キーボード。
2.3mmという浅めのキーストロークが特徴で、ノートPCなどのパンタグラフ式に近い打鍵感があります。軽いタッチでキーを打てるので、指先が疲れにくいのもメリット。
また縦置きに対応している点も見逃せません。使用しない時はデスクのスペースを無駄に潰してしまうことがなく、キーの隙間からホコリが入りにくくもなります。
マウス付きですが、1つのレシーバーでキーボードとマウスの両方に対応出来るのでUSBポートを無駄に使ってしまうこともありませんよ!
1
Logicool(ロジクール)
ワイヤレスキーボード
K270
接続方法 | 無線2.4GHz(USB使用) |
---|---|
キー配列 | 日本語配列 |
キーピッチ | 19mm |
キーストローク | 3.2mm |
キースイッチ | メンブレン式 |
電池寿命 | 最大2年 |
使用電池 | 単4形×2本 |
機能性の高さとリーズナブルな価格が人気!
お手頃価格のワイヤレスキーボードの中では高い人気を誇るロジクールのワイヤレスキーボード・K270。
キーストロークは少し浅めの3.2mmで、優しいタッチでも入力しやすい軽めの打鍵感。PCとの接続はUnifyingレシーバーに対応し、ワイヤレスマウスなどと同時に使用してもUSBポートの使用は最小限でOKです。
またキーを打っている最中にデスクの上でズレてしまうことのない安定感も使い勝手を高めてくれるポイント。さらに、スリープや電卓・メーラーの起動、音量調整などがワンタッチで行えるホットキーが8個搭載され、普段よく使う操作をワンタッチで実現できるのも便利ですね。
使い勝手・コスパ共に優れる人気のワイヤレスキーボードです!
おすすめワイヤレスキーボードの比較表
商品画像 | 商品名 | 紹介文 | 接続方法 | キー配列 | キーピッチ | キーストローク | キースイッチ | 電池寿命 | 使用電池 | 商品詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Logicool(ロジクール) ワイヤレスキーボード | 機能性の高さとリーズナブルな価格が人気! | 無線2.4GHz(USB使用) | 日本語配列 | 19mm | 3.2mm | メンブレン式 | 最大2年 | 単4形×2本 | 詳しくみる |
2 | BUFFALO(バッファロー) 無線(2.4GHz) キーボード&静音マウスセット | 使わない時は縦置きして省スペースに! | 無線2.4GHz(USB使用) | 日本語配列 | 19mm | 2.3mm | メンブレン式 | 約10ヶ月(メーカー想定) | 単4形×1本(キーボード) | 詳しくみる |
3 | ELECOM(エレコム) ワイヤレスキーボード | 深めのキーストロークで打鍵感の強いキーボード | 無線2.4GHz(USB使用) | 日本語配列 | 19mm | 4.0mm | メンブレン式 | 約1年半(メーカー想定) | 単3形×1本 | 詳しくみる |
4 | Anker(アンカー) ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード | 英語配列のおしゃれキーボード! | Bluetooth(ブルートゥース) | 英語配列 | 19mm | - | パンタグラフ式 | 3ヶ月以上 | 単4形×1本 | 詳しくみる |
5 | Logicool(ロジクール) ワイヤレスキーボード | 本体左側の電池カバーは気分に合わせて3色から選べる♪ | 無線2.4GHz(USB使用) | 日本語配列 | 19mm | 2.8mm | メンブレン式 | 最大2年 | 単4形×2本 | 詳しくみる |
6 | Logicool(ロジクール) ワイヤレスキーボード | スマホやタブレットのスタンドになる"溝"付きタイプ! | Bluetooth(ブルートゥース) | 日本語配列 | 19mm | 2.0mm | パンタグラフ式 | 最大2年 | 単4形×2本 | 詳しくみる |
7 | Logicool(ロジクール) ワイヤレスキーボード | 3台の端末に同時接続しスイッチ1つで切り替えられる! | Bluetooth(ブルートゥース) | 日本語配列 | 18mm | 1.5mm | パンタグラフ式 | 最大2年 | 単4形×2本 | 詳しくみる |
まとめ
今回は、ワイヤレスキーボードをピックアップしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
テンキーの有無や打鍵感の違い、接続方法など商品によって色々と異なります。前半でご紹介した選び方などを参考に、是非あなたのお気に入りワイヤレスキーボードを見つけて下さいね!